更新日:2025/02/25

非常勤か常勤か

夜勤専従は、非常勤と常勤の働き方があります、自分に適した勤務体系を選ぶために、それぞれの特徴を紹介します。

非常勤か常勤か

非常勤の特徴

夜勤専従非常勤の特徴は、勤務日数や時間の融通が利きやすいことです。夜勤専従という働き方自体が、日勤に比べて勤務日数が少なくて済むというメリットがありますが、さらに非常勤として働くことで、より柔軟な働き方が可能になります。
非常勤の場合は、常勤と異なり、勤務日数や時間を調整しやすいという特徴を持ちます。自分の生活スタイルに合わせて、週に1回だけ、あるいは月に数回だけ夜勤に入ることも可能です。そのため、常勤と比較すると勤務日数をさらに抑えることができます。このような特徴がある夜勤専従の非常勤は、他の仕事と両立したい人や、資格取得の勉強のために時間を充てたい人にも適しています。

常勤の特徴

夜勤専従常勤は、非常勤とは異なり社員として雇用される勤務体系です。責任や待遇の面でも、非常勤とは異なる特徴があります。
夜勤専従常勤の介護士として働く場合、日勤の職員と連携を取りながら利用者の夜間の安全を守り、快適な睡眠をサポートする重要な役割を担います。夜間の介護業務全般を担い、非常勤の介護士のフォローや指導も担うなど、仕事の責任は全体的に大きくなります。先述したように常勤は正社員として雇用されるため、基本的に副業(Wワーク)は就業規則で禁止されている場合がほとんどです。
常勤の働き方は基本的にWワークができませんが、福利厚生(健康保険、厚生年金など)、賞与、昇給といった待遇が充実しているケースが多いです。そのため、安定した収入と将来設計を描きやすいことがメリットに挙げられます。また、住宅ローンやクレジットカード作成などを検討する際、審査に通りやすいのも常勤のメリットです。正社員として安定した収入が見込めることは社会的に評価を得やすいため、社会的信用度が上がりやすくなるのです。

自分に合った雇用形態を選ぼう

夜勤専従の仕事を考えているなら、非常勤と常勤それぞれの特徴を把握して自分に合った勤務体系を選ぶことが、長く働き続けるポイントです。
夜勤専従は、非常勤と常勤はどちらも夜勤のシフトに入ることが共通点ですが、待遇や責任の大きさなどさまざまな点が異なります。夜勤専従という雇用形態のみで転職先を決定するとミスマッチが生じて早期離職につながることもあり得るためです。求人情報には、夜勤専従という情報のほかに非常勤と常勤どちらの募集なのかも必ず明記されているため、見逃さないようにしましょう。
どちらの働き方にもメリットとデメリットがあり、その捉え方も人によって多少なりとも差が生じます。自分の生活スタイルや将来の目標と照らし合わせて、後悔のない選択をしましょう。

事前に確認しておこう

勤務先の形態によっても変わる働き方

介護士は勤務先によって業務内容が変わりますがそれは夜勤専従も同様です。各施設の特徴を押さえてから応募するようにしましょう。夜勤専従の求人が比較的多い、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、お泊りデイを例に挙げて詳しく説明していきます。

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