更新日:2022/08/18

介護福祉士資格を取得しよう

介護士として長く働き続けたいなら資格は取得すべきです。介護の資格はいろいろありますが、国家資格でもある介護福祉士なら業務の幅もさらに広がりますし給与アップにもつながります。

介護福祉士資格を取得しよう

介護分野唯一の国家資格「介護福祉士」

社会福祉士および介護福祉士法にもとづく国家資格である介護福祉士は、介護を必要とする人が快適な生活を送れるようにサポートする知識と技術があると認められた人に与えられる資格です。取得するには専門の教育機関で学んで介護福祉士国家試験に合格するか、3年以上実務経験を積み、介護福祉士国家試験に合格しなければなりません。
利用者の自立支援を目指した介護の実践や医師や看護師といった他職種との連携をスムーズに行うため、専門的な知識とスキルを持った介護福祉士の需要はますます高まっていくことでしょう。

業務内容について

介護福祉士になったからといって業務内容が大きく変わるわけではありません。一般的な介護士と同じように特別養護老人ホームや社会福祉施設で介護業務に従事しています。また、在宅介護の方法や生活動作について説明したり、介護に関してさまざまな相談にのったりもします。

将来性が期待できる

高齢化は今後ますます加速していくと予想されています。介護士の需要は今以上に高まっていくことでしょう。その中でも介護福祉士は介護士を束ねる専門職として今以上に重要視されることが考えられます。
「介護福祉士」は資格を持っている人だけがその名称を名乗ることができる名称独占の資格です。月に数千円の手当が付きますが業務内容が大きく変わるわけではありません。そのため、資格手当が必要ない一般の介護士を雇う施設が多くなり介護サービスの質が低下するという事態になっていました。この状況を打破し、介護サービスの質を向上させるために在籍している介護福祉士の人数に応じて補助金を支給するなど正しい知識と豊富な経験を持つ介護福祉士が活躍しやすいように環境も改善されています。

活躍場所が多岐に渡っている

介護福祉士はさまざまな場所で求められているため、自分の適性に合った働き方を選択することが可能です。介護施設はもちろん、リハビリの分野、介護ロボットやAIの導入を促進するためにIT分野と関わることもありますし、ハンドケアやアニマルセラピーなど高齢者向けの療法でも介護福祉士の力を必要としています。このように多方面で活躍できる介護福祉士ですが、常勤やパートなど雇用形態もさまざまなので出産や育児などライフスタイルの変化に合わせて働き方を柔軟に変えることも可能です。介護福祉士の資格を取得していれば一生介護の仕事に携わることができるでしょう。

事前に確認しておこう

勤務先の形態によっても変わる働き方

介護士は勤務先によって業務内容が変わりますがそれは夜勤専従も同様です。各施設の特徴を押さえてから応募するようにしましょう。夜勤専従の求人が比較的多い、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、お泊りデイを例に挙げて詳しく説明していきます。

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