更新日:2022/07/15

この仕事に向いている人とは

面倒な人間関係に煩わされずマイペースに働ける夜勤専従ですが、「向き」「不向き」がありすべての人に当てはまる働き方ではありません。ここではどのような人が夜勤専従に向いているのかを説明します。

この仕事に向いている人とは

合う・合わないを見極めよう

夜勤専従は出勤回数が日勤のみの働き方に比べてそれほど多くありません。出勤日以外は自由に過ごせるため、プライベートな時間をしっかり確保したい人やメリハリを付けて働きたい人に向いています。また、出勤回数は少ないものの1回あたりの労働単価が高いため、効率よく稼ぐことができます。
ただし、夜勤専従は昼夜逆転になるため生活リズムも逆転することになります。夜型の生活が合わない人もいますし、生活リズムが逆転することで体調を崩してしまう人もいます。そのような人はいくら効率よく稼げるからといっても夜勤専従には向いていないため控えたほうがいいでしょう。

求人を選ぶ際のポイント

夜勤専従の求人を選ぶ際に注意しておきたいポイントをまとめていますので参考にしてください。
1つ目は求められている介護スキルのレベルです。介護の仕事は勤務する施設の種類で内容が異なります。当然、求められるレベルも違います。例えば、特別養護老人ホームは要介護度が高い利用者が多いため身体介護のスキルが必要です。未経験者や無資格者は自分のスキルが求められているレベルに達していないため、望むような働き方はできない可能性があります。
2つ目は仮眠についてです。夜勤は勤務時間が長いため、適度に休憩したり仮眠をとったりする必要があります。しかし、1人夜勤が常態化している施設では仮眠どころか休憩もままならない可能性もあります。事前に休憩時間や仮眠の有無を確認しておきましょう。

面接で確認しよう

夜勤専従に向いているかどうかは自分の性格と照らし合わせて確認するしかありません。明確に「向いていない」とは言えないため、不安に思う人もいることでしょう。もし夜勤専従として働くことに不安を感じるなら面接で具体的な仕事内容や職場環境について質問してみてください。配置されているスタッフの人数や利用者の要介護度などの情報を詳しく知ることができればイメージも沸きやすくなります。
「夜勤は大変だ」というイメージが強いこともありネガティブに捉えている人も多いのですが、実際は就寝中の利用者の見回りが主な仕事で日中に行われるレクリエーションのサポートもありませんし、利用者と接する機会もそれほど多くないのでコミュニケーション力に自信がない人でも働きやすい環境です。イメージだけで諦めてしまうのはもったいないと思いませんか。
より多くの情報を集めることで「向いていないかもしれない」という不安も拭えますし、入職後もスムーズに業務を進めることができるようになります。面接という緊張する場で質問するのは勇気がいりますが、臆せず質問してみましょう。

事前に確認しておこう

勤務先の形態によっても変わる働き方

介護士は勤務先によって業務内容が変わりますがそれは夜勤専従も同様です。各施設の特徴を押さえてから応募するようにしましょう。夜勤専従の求人が比較的多い、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、お泊りデイを例に挙げて詳しく説明していきます。

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